多頭飼いをする時は先住犬との年齢差や相性が大切

 

 

先住犬がいる場合はなるべくそちらを優先して検討してください。

子犬が先住犬のストレスにならないよう配慮してお迎えをするようにしましょう。

 

先住犬と子犬の理想の年齢差は3歳以内と言われています。

年が離れすぎていると年上のわんちゃんはストレスを感じて疲れてしまいます。

わんちゃんの性格によっては子犬から刺激を受けシニア犬の老化が遅くなり元気になることもあります。

 

お迎えをする前の検討時にペットショップやブリーダー、里親さんに話し可能であれば先住犬と対面させてもらうことがオススメです。

対面したときのお互いの反応を見て相性がある程度分かります。

またビーグルやハスキーなどチームで動くタイプの犬種は、同犬種なら新たにお迎えをしても抵抗が少ないと言われています。

犬種別の特徴について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

 

多頭飼いのポイント

 

 

【 ポイント1 ：先住犬のしつけが出来てからお迎えする 】

しつけが出来ているということは飼い主さんとの信頼関係が出来ている証拠です。

新たにお迎えするわんちゃんとも信頼関係を築きやすくなります。

 

【 ポイント2：1対2ではなく1対1で向き合う 】

子犬の時は成犬に比べると手がかかります。

先住犬をおろそかに扱わないようそれぞれのわんちゃんと1対1で向き合いましょう。

お世話をする場面で、可能な限り先住犬を優先しいつも行っていたとおりのお世話をしてあげるようにしてください。

 

【 ポイント3：わんちゃん同士の関係性はわんちゃんに任せる 】

先住犬と新たにお迎えしたわんちゃんの関係性は人の先輩・後輩に近いです。

先輩のすることを後輩が真似したり、先輩が後輩に譲ったりすることもあります。

わんちゃん同士がどういう関係になるかは人が介入せずわんちゃんたちに任せましょう。

 

 

 

猫と一緒に飼う場合

 

 

 

猫はもともと群れで暮らす動物ではありません。

先住猫がいる場合、そのわんちゃんのキャパシティにもよりますが受け入れるのに時間がかかるケースが多いようです。

最初は別室でゆっくり慣らしてあげてください。

 

 

ウサギやハムスターと一緒に飼う場合

 

 

 

ウサギやハムスターなど小動物とはなるべく同じ部屋に入れないようにしてください。

小動物の多くは基本的にはゲージで飼いますが、わんちゃんがいると怖がらせてしまいます。

 

 

魚やカメと一緒に飼う場合

 

 

魚やカメの水槽があると、わんちゃんがその水槽の水を飲んでしまうことがあります。

また、魚やカメが動く姿が気になって手を出さないとは限りません。

別の部屋で飼うかわんちゃんが届かない場所に水槽を設置するようにしてください。

 

 

鳥と一緒に飼う場合

 

 

もともと猟犬だったテリアやビーグル、ゴールデン・レトリーバーなどは本能的に鳥の羽ばたきなど動くものに反応します。

鳥の視点に立つと自分を狙う存在であるわんちゃんがいると落ち着けません。

なるべく別室で飼ってあげるほうが安全でストレスも溜まりません。

 

 

まとめ

 

 

多頭飼いや他のペットと一緒に飼う時はお互いの性質を考えどちらにもストレスが溜まらないようにしてあげてください。

可愛い動物たちが仲良く暮らせる環境を整えてからお迎えすることが大切です。