お手入れやケアってなぜするの？

 

 

 

人も毎日洗顔や歯磨き髪の毛のセット等をするのと同じわんちゃんにも毎日のお手入れが必要です。

お手入れをすることで、健康チェック、皮膚病や歯周病などの予防にもなります。

毎日のお手入れで愛犬との触れ合える時間も増え絆も深まるので楽しみながらケアしてあげてください。

 

毎日お手入れするのって大変・・・、トリミングに定期的に通っているから何もしなくて大丈夫！と思う方もいるかと思います。

自宅で出来て、トリミングに通っていたとしても出来れば毎日チェックしてあげてほしいケアの箇所をお手入れ方法と一緒にご紹介します。

 

 

目のチェック

 

汚れや傷が無いことを確認するのと、特に白色の被毛のわんちゃんは涙やけが目立ちやすいのでこまめに拭いてあげるのが被毛の変色を防ぐポイントです。

 

【 お手入れ方法 】

 

 

まずは涙やけになりやすい目頭からマズルにかけて目ヤニがついていないかチェックします。

この時に目に傷や炎症があれば動物病院に連れて行きましょう。

 

 

その後、清潔なコットンやガーゼに市販の涙やけ対策用ローションをつけ優しく拭いてあげましょう。

目ヤニを放置してしまうと毛に絡まって目ヤニが乾燥し取れにくくなってしまうので気づいたらなるべく早めに綺麗に拭き取ってあげてください。

 

 

歯磨き

 

歯垢や歯石をためないよう毎日磨きましょう。

汚れを溜めてしまうと口臭が気になったり歯茎が腫れて歯周病になったりしてしまいます。

歯槽膿漏が悪化すると歯がぐらつき、顔が腫れたり頬の皮膚がただれてしまう心配も・・・

歯磨きが好きになってくれるよう丁寧にケアしてあげましょう。

 

【 お手入れ方法 】

 

 

市販で売っている歯磨きシートを指に巻き付け特に歯のつけ根あたりを拭きます。

歯ブラシを使う場合は、歯ブラシをえんぴつのように持ち歯のつけ根を中心にブラシをあて力を入れ過ぎず軽く磨きましょう。

 

時間がない時や歯磨きの仕上げとして歯磨きガムを使用するのもおすすめです。

商品によって異なりますが、噛むことで歯垢が取れ口臭予防になるクロロフィル入り等もあります。

 

 

耳のチェック

 

耳はデリケートなので毎日掃除する必要はありませんが、汚れがないかにおわないかチェックしましょう。

特にたれ耳の犬種は湿って通気性が悪いので、汚れを放置すると菌が繁殖し外耳炎や中耳炎になることもあります。

 

【 お手入れ方法 】

 

 

まずはにおいをかいでみましょう。

炎症を起こしていれば不快なほどの臭いがあります。

 

汚れがあれば洗浄液や耳拭きクリーナーシートで見える汚れを拭き取ります。

ちなみに画像での拭き取りは鉗子(かんし)にクリーナーを付けたコットンをはさみ拭き取っています。

洗浄液を使用する場合は液を耳にたらし軽くマッサージします。その後わんちゃんがブルブルと頭を振ると汚れが見えるところに出てくるので拭き取ります。

 

 

お手入れ時のコツ 

 

 

子犬の時から少しずつ毎日慣らしてあげることがお手入れを嫌がらないようになるコツです。

初めはお手入れ用品に慣れさせてあげることから始めて、お手入れを嫌がらずきちんと出来た時はご褒美をあげてみたり！

わんちゃんの健康と長生きの為に、飼い主さんとわんちゃんがストレスなくスキンシップの一環としてできる工夫をしてみてください。