衝撃の食糞

 

 

愛犬がうんちを食べている・・・初めて目撃した時はとっても驚きですよね。

十分に美味しいご飯をあげているのになぜ？！食べても体や成長に問題はないの？と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

野生の動物界ではうんちを食べること(食糞)はよくみられる行為ではあるのですが、人間では考えられないことなので理由も分からず困惑してしまいますよね。

なんで食べるの？どうしたら止めてくれるの？という疑問や解決法をご紹介します。

 

 

なぜうんちを食べるの？

 

 

• お腹が減っている

ダイエットのためにフード量を減らしすぎていると空腹を満たそうと食糞する場合があります。

また消化不良などでうんちにフードのにおいが残っている時はフードと勘違いして食べてしまうこともあります。

• 退屈・ストレス

お留守番が長すぎる時や遊ぶ時間が短い時にエネルギーが有り余って暇つぶしや退屈すぎて食糞することもあります。

• 興味・好奇心

分別がついていない子犬に多くみられます。

興味本位や好奇心から食糞してしまうわんちゃんは、成長するにつれて自然となくなることがほとんどです。

• 構ってほしい

食糞をしたときに飼い主さんがリアクションをして構ってしまうと「うんちを食べると構ってもらえる！」と覚えてしまい食糞を繰り返してしまうこともあります。

• 片付けようとしている

寝床を清潔に保つために食糞をしたり、排泄時に酷く怒られた恐怖心が残っている場合も食糞をしてしまいます。

 

上記のような様々な理由で食糞することがありますが、健康な状態のわんちゃんのうんちを食べてしまったとしてもからだへのリスクは大きくありません。

だからといって長期間に食糞を続けることは胃腸炎などを引き起こす可能性もあるので良くありません。

また、うんちを介して寄生虫やウイルス性疾患になりうることもありますのでやめれるようにした方が良いので次に解決法をご紹介します！

 

 

どうしたら直るの？-対処法-

 

 

• フードの種類や量を見直す

ダイエット中でフードの量を減らしていた場合はフードの量や回数を見直す必要があります。

場合によってはフード自体を見直すことで食糞がなくなることもあります。

• 遊ぶ時間を増やす

退屈やストレスが原因の場合は遊ぶ時間やお散歩の時間を少し増やしてみましょう。

お留守番が長くなってしまう時はその前にたくさん遊んであげることやお留守番中に遊べる知育玩具を与えてあげることで退屈を感じる時間を短くしてあげましょう。

• 過剰な反応をしない

食糞をしているところを見かけるとついビックリして「ダメ！」「こらっ！」「やめなさい！」など声をあげたくなりますがわんちゃんに言葉は通じません。

なのでその声がわんちゃんにとっては飼い主さんが喜んでくれている！構ってもらえている！と気を引いてしまうことになるので、叱らず声を掛けず平常心でうんちを片付けてください。

• うんちをすぐに片付ける

うんちをしたらなるべくすぐ片付けるようにしましょう。

うんちが出来たらすぐにおやつやご褒美をあげてうんちをして食べなかったら美味しいものを貰えると覚えさせることで食糞をしなくなっていきます。

• 苦味スプレーを使う

見ている時は食糞がなくなってもお留守番中や見ていない時に食糞をしてしまう場合は、市販で売っているわんちゃんが嫌いな苦みスプレーをうんちにかけることでうんちは美味しくない！と覚えさすこともひとつの方法です！

 

 

どんな対処をしても直らない時や体の異常を感じた場合はすぐに動物病院に行って診てもらってくださいね。