見つめられると食べ物をあげたくなっちゃう・・・

 

 

基本的には人間の食べるものはあげずにドッグフード、犬用のおやつをあげるのがわんちゃんの健康と長生きのためにはベストです。

ただ、食事やおやつを食べているとわんちゃんに何とも愛らしい欲しそうな顔をして見つめられることってありますよね・・・

食べさせてあげたくて胸がキュッとなる気持ちは飼い主さんのほとんどの方は味わっているのではないでしょうか。

わんちゃんが食べても大丈夫な食材もありますが、食べてしまうとわんちゃんにとってはアレルギーや中毒症を起こしてしまう危険な食べ物があります！

あげることはなくても、わんちゃんの届くところに置いてあると目を離した隙に食べてしまうこともあるのでご紹介する食材や食品には気を付けてください！

 

 

危険な食べ物①ネギ類

 

 

血液中のヘモグロビンを壊し溶血性貧血を引き起こす可能性があります。

また中毒になってしまった際には、元気消失、筋力の低下、暗赤色の尿などの症状があらわれることがありますが摂取後数日は症状がみられない場合があります。

玉ねぎ、ネギ、ニラ、ニンニク、エシャロット、らっきょうなどにも有機チオ硫酸化合物が含まれていて、冷凍・加熱をしてもなくなることのない成分なのであげる食べ物に含まれていないかもチェックが必要です。

 

 

危険な食べ物②ブドウ

 

 

腎不全を引き起こす可能性があります。

ひどい場合は摂取後12時間程で嘔吐や下痢の症状を引き起こすことがあります。

治療をしなければ、脱水、食欲減退、排尿の異常な増加や減少につながります。

 

 

 

危険な食べ物③香辛料

 

 

胃腸を刺激し下痢の原因になります。

スパイスがたくさん使われているカレー等は、においも強くわんちゃんは気になって食べ終わったお皿やゴミ箱も漁ってしまうことがあるので注意してください。

 

 

危険な食べ物④チョコレート

 

 

カカオに含まれる成分が下痢や嘔吐、不整脈、痙攣発作などの中毒症状を起こし場合によっては死に至る可能性もあります。

カカオ濃度が高い程危険性は高まります。

 

 

危険な食べ物⑤カフェイン・アルコール

 

 

コーヒー、紅茶、緑茶に含まれるカフェイン、アルコール飲料に含まれるエタノールは嘔吐、下痢、不整脈、痙攣発作、元気消失などの中毒症状を引き起こす可能性があります。

 

 

危険な食べ物⑥ナッツ類

 

 

下痢や嘔吐、消化器系の不調を招く可能性があります。

また、マカダミアナッツには特に要注意で数粒でも筋力の低下、麻痺が起こることがあります。

 

 

危険とされている食べ物以外でもわんちゃんによっては食物アレルギーの症状が出る場合もありますので、食べ物を与える前に獣医師に相談することをおすすめします。

「アレルギーかどうか分からないからちょっとだけあげて様子を見よう」というようなリスクを冒すような危険な行為は止めましょう！

わんちゃんは好奇心やにおいで食べようとしてしまいます。常に食べ物への興味でいっぱいなのです。

 

万が一食べてしまった場合は、吐き戻しの応急処置等が必要になるので暫く様子をみてみることはせずにすぐに動物病院に行ってください！

元気で長生き出来るように飼い主さんがきちんと管理してあげてくだいね。