なぜ小型犬が人気なのか？

 

 

一般的に成犬になったときの体重が「10kg未満を小型犬」「25kg未満を中型犬」「25kg以上を大型犬」と言われています。

 

小型犬が人気の理由としては「飼いやすい」ことが一番にあげられることが多いです。

 

賃貸の場合は「小型犬可」や「ペット応相談」と表記されている場合大きいわんちゃんは断られることもあります。

都会では車を持つ世帯が少なく病院や旅行、お出かけの際、小型犬だと公共機関を使用して連れて行きやすいという生活スタイルに適しているということも理由のひとつとしてあげられます。

また室内飼いでわんちゃんのための広いスペースの確保が難しい一人暮らしの方も小型犬を好む傾向があります。

 

小型犬とひとくくりにしても色んな犬種のわんちゃんがいて性格や特徴、見た目は様々です。

今回はヨークシャテリアの性格や特徴をご紹介します。

 

 

ヨークシャテリアの性格や特徴、毛色の変化

 

 

体重：～3.2kg

タイプ：3G

 

※タイプの詳しいことはこちら

 

性格

もともと猟犬としてネズミなどを捕まえていた犬種なので、小さな体ですが活発で勇敢です。

とても賢く教えたことはよく覚えます。

飼い主さんへの忠誠心は高く思慮深いところがあります。

 

 

特徴

• シングルコートで抜け毛は少ないが、毛玉ができやすいので毎日のブラッシングが必要
• 短い時間(5～15分)ほどのお散歩でOK
• 体が小さいため気温の影響を受けやすいので温度管理に注意する

 

毛色

 

 

子犬の時はブラック＆タンですが成長とともに変化します。

1歳までにはダーク・スチール・ブルー(青灰色)に変わり、さらに成長するにつれて毛先に向かってブラウン、ゴールド、シルバーなどの明るい色に変化し生涯で7回ほど変化すると言われています。

 

 

かかりやすい病気と予防策

 

 

• 膝蓋骨脱臼

膝の関節が弱く膝のお皿の骨が正常な位置からずれてしまう病気です。

 

【 予防策 】

⇒高い段差から飛び降りないように注意する

⇒フローリング等の滑りやすい床には絨毯やラグを敷き滑りにくくする

 

• 皮膚炎

細菌やダニ、ノミなどが皮膚に炎症を起こします。

 

【 予防策 】

⇒日々のブラッシングで皮膚の状態をチェックする

⇒ワクチン接種やダニやノミ予防を定期的に動物病院で受ける

 

• 目の病気

被毛が長くなると目の中に毛が入ってしまいキズがつき「流涙症」「角結膜炎」を起こすことがあります。

 

【 予防策 】

⇒トップノットと呼ばれる目の上あたりの被毛をリボンやゴムで結ぶ

⇒定期的なトリミングで目の周りの被毛をカットする

 

 

 

まとめ

 

 

その美しく長い被毛は「動く宝石」と呼ばれ、ドッグショーでは被毛を地面ギリギリまで伸ばしてカットするフルコートスタイルで優雅なヨークシャー・テリアにお目にかかることもあるのではないでしょうか。

 

 

優雅で美しい被毛の見た目とは違いとても活発で好奇心旺盛なためお留守番の際は、ゲージやサークルに入れて怪我をしないように注意してあげてください。

活発ですが体が小さいためお散歩は短時間で大丈夫なので、一人暮らしや共働きの方でもお迎えしやすいです。

また生涯で色んな被毛カラーの変化がるので成長にあわせてカットアレンジをしてあげたい方や気温の影響を受けやすいのでお洋服を着せてあげたりしたい方にも合いやすい犬種です。