なぜ小型犬が人気なのか

 

 

一般的に成犬になったときの体重が「10kg未満を小型犬」「25kg未満を中型犬」「25kg以上を大型犬」と言われています。

 

小型犬が人気の理由としては「飼いやすい」ことが一番にあげられることが多いです。

 

賃貸の場合は「小型犬可」や「ペット応相談」と表記されている場合大きいわんちゃんは断られることもあります。

都会では車を持つ世帯が少なく病院や旅行、お出かけの際、小型犬だと公共機関を使用して連れて行きやすいという生活スタイルに適しているということも理由のひとつとしてあげられます。

また室内飼いでわんちゃんのための広いスペースの確保が難しい一人暮らしの方も小型犬を好む傾向があります。

 

小型犬とひとくくりにしても色んな犬種のわんちゃんがいて性格や特徴、見た目は様々です。

今回はミニチュア・ダックスフンドの性格や特徴をご紹介します。

 

 

ミニチュア・ダックスフンドの性格や特徴

 

 

体高：30～37cm(胸囲)

タイプ：4G

 

※タイプの詳しいことはこちら

 

性格

仲間意識が強く勇敢で好奇心旺盛です。

もともと穴に潜む動物の狩猟犬だったことから、とても活発で何かを追いかけたりにおいを嗅ぐのが大好きです。

毛質によって性格が違う部分があると言われておりスムースは頑固で負けず嫌い、ロングは明るく友好的、ワイヤーは協調性が高い性格が多いです。

狩猟犬特有の吠えやすい傾向があるので吠え癖がつかないように出来れば子犬の頃からしつけをすることをオススメします。

 

特徴

• 胴長のため椎間板ヘルニアになりやすく階段やベッドなどの高めの段差には注意が必要
• ダブルコートで換毛期には抜け毛が多くブラッシングやお手入れが必須
• 仲間意識が高く多頭飼いしやすい

 

 

毛質が違う3種類

• スムースヘアード

ミニチュアピンシャーとの交配で誕生した短い毛質です。

滑らかで光沢感のある毛質が特徴です。

 

• ロングヘアード

スパニエル系の犬種との交配で誕生したフワっと柔らかく光沢感のなる毛並みが魅力です。

ストレートやウェーブなど個体差があります。

 

• ワイヤーヘアード

シュナウザーとの交配で誕生した全身が太く硬い毛で覆われ、ヒゲと眉毛がポイントです。

耳の毛は短毛です。

 

 

かかりやすい病気と予防策

 

 

• 椎間板ヘルニア

足が短く胴が長いため激しい運動や肥満が原因となり脊椎を連結している椎間板に負担がかかり発症します。

 

【 予防策 】

⇒肥満にならないよう日々の食事管理をする

⇒激しい運動をしすぎない

⇒床が滑りやすいと脊髄に負担がかかるので絨毯を敷くなど滑りにくくする

⇒ソファや階段の段差の上り降りをさせないように注意する

 

• 肥満

食いしん坊な子が多いため肥満になりやすいです。

 

【 予防策 】

⇒おやつやフードを与えすぎないよう食事管理をする

 

• 目の病気

進行性網膜萎縮症と言う網膜細胞が萎縮する目の病気はミニチュアダックスフンドの遺伝性の病気で発症することも多いので若いうちから発症することもあります。

白内障にもかかりやすいと言われています。

 

【 予防策 】

⇒毎日の目のケアで異常がないか確認する

 

 

まとめ

 

 

足が短くとても可愛らしい見た目のダックスフンドは仲間意識が強いため多頭飼いを検討している方にオススメです。

活発に運動することが好きな犬種ですが、段差や激しい運動は避けたっぷりとお散歩時間やドッグランで走れる時間を作ってあげてくださいね。