早期発見が第一!犬のがんの種類
がんの種類
がんにもいろんな種類があります。
腫瘍の中で多く見られるのが乳腺腫瘍と皮膚腫瘍です。
皮膚にできる腫瘍には肥満細胞腫、扁平上皮がん、肛門周囲腺腫などがあります。
膀胱がんやオスの前立腺がんは血尿やオシッコの出が悪くなり気付きます。
そのほかにも口の中にできる悪性黒色腫(メラノーラ)や骨にできる骨肉腫、リンパ節が腫れる悪性リンパ腫などがあります。
多く見られる4つのがんの特徴をお伝えします。
- 乳腺腫瘍
6歳以上のメス犬に多く発症します。
メス犬の腫瘍の50%が乳腺腫瘍といわれ、その中でも悪性の確率は50%と言われています。
腫瘍が小さいうちは痛みもなくわんちゃんも気にしないようですが、大きくなり床などに擦れてつぶれると痛みを伴い気にして舐めるようになります。
悪性の場合、リンパ節に転移する可能性もあります。
わんちゃんの状態がよければ早期に摘出手術をして腫瘍の種類を病理検査します。
乳腺腫瘍の発生には卵巣ホルモンが関係しているといわれ、避妊手術をすることで予防します。
- 皮膚腫瘍
皮膚の腫瘍はウイルス感染や紫外線などの刺激に起因して発生します。
皮膚を作るさまざまな種類の細胞から発生するため、多くの種類があります。
皮膚腫瘍の発生頻度は年齢とともに増加し8~10歳に好発すると言われています。
外科的に摘出手術をして、腫瘍の種類を病理検査します。
- 肛門周囲腺腫
雄性ホルモンが関与しているためオスの発症が多く、去勢したわんちゃんの発症はほとんど見られません。
肛門の周囲に発生し、ある程度大きくなると座ったときの刺激で出血し化膿します。
肛門を塞ぐので排便障害を起こします。
悪性はリンパ節などに転移している可能性が高く、良性の腫瘍も経過とともに悪性化することもあります。
摘出手術と再発防止のために去勢手術が行われます。
- 悪性リンパ腫
悪性のリンパ節の腫瘍で6~7歳頃の発症が多いと言われています。
罹患(りかん)したリンパ節は腫大し、ほかのリンパ節や内臓、骨髄に転移してわんちゃんは亡くなってしまいます。
がんの主な原因
発がん性物質、紫外線、ウイルス、遺伝などが原因と考えられており高齢になるほど免疫も落ち発生しやすくなります。
がんの主な治療と予防
外科手術、抗がん剤、分子標的薬、放射線療法、免疫療法などがありますが持病があると治療が受けれないことがあります。
そのため高齢犬の飼い主さんは痛みをとる緩和ケアを希望される場合もあります。
普段から愛犬を注意深く観察し、グルーミングのときなどに体の表面をよく触り早期発見ができるように心がけてください。
まとめ
ひとくくりにガンと呼ばれていますが種類はさまざまです。
人もわんちゃんも早期発見で手術や治療で治したり事前の手術で予防することもできます。
避妊手術や去勢手術で予防できることもありますが、これらはメリットだけでなくデメリットもあります。
わんちゃんをお迎えしたら家族で話し合って検討して頂きたい手術です。
避妊手術、去勢手術について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連情報
おしゃれでかわいいわんちゃんグッズ専門店 【 mignon ~ ミニョン ~ 】
愛犬との暮らしをオシャレで可愛く、さらに使いやすさも兼ね備えたアイテムでよりハッピーに!
をコンセプトに愛犬グッズに悩んでいた私がアイテムを厳選し国内発送の安心感とともにお届けする
わんちゃんグッズ専門のオンラインショップです!
屋号 | mignon-dog |
---|---|
住所 |
〒524-0246 滋賀県大津市仰木の里 |
営業時間 | 11-16時 |
定休日 | 土日祝日 |
代表者名 | 古澤 梓 |
info@mignon-dog.com |