犬に必要なワクチンと接種で予防できる病気
子犬のワクチン接種
子犬は母犬の初乳を通じて免疫をもらいます。
ただ、初乳の免疫はだんだんと減っていくため予防接種を受ける必要があります。
1歳未満に3回の混合ワクチンを接種します。
最初に受けるのは数種の病気を防ぐ混合ワクチンで生後2カ月頃に1回目、その3~4週間後に2回目、またその3~4週間後に3回目を打ちます。
1~2回目は、ブリーダーやペットショップで受けていることが多いのでお迎えするタイミングで予防接種日の確認をし証明書をもらってください。
残りのワクチンは推奨されるタイミングで動物病院に行き接種します。
年1回:狂犬病
狂犬病ウイルスを保有する動物に噛まれたり引っかかれたりしてできた傷口からウイルスが侵入して感染します。
意識障害や中枢神経麻痺が起こりほとんどの場合、死に至ります。
狂犬病の予防接種は、わんちゃんの登録とともに飼い主さんの義務です。
混合ワクチンを打ち終えたら1カ月後に接種してください。
その後は毎年1回接種します。
年1回:混合ワクチン
混合ワクチンは義務ではありませんが病気の予防のために接種することをオススメします。
2種から10種まであり、わんちゃんの年齢や地域の状況に応じてどのワクチンを打つか獣医さんに相談してください。
ワクチンで予防できる病気
- ジステンバー
病犬との接触や空気感染でうつります。
高熱、鼻水、嘔吐、下痢のほかケイレンなどの神経症状が出て死亡率も高い病気。
- ボルデテラ感染症
ボルデテラはケンネルコフ(呼吸器症候群)の原因菌のひとつです。
潜伏期間は2~6日、伝播力が非常に強く、咳、呼吸困難、悪化すると肺炎になることもあります。
- 犬アデノウイルス1型感染症(犬伝染性肝炎)
感染したわんちゃんの分泌物や排泄物から感染します。
主な症状は発熱、下痢、嘔吐、腹痛で子犬は重症化することもあります。
- 犬アデノウイルス2型感染症
咳、くしゃみ、鼻水などから飛沫感染する。
主な症状は咳で伝播力が強いので発症したら他のわんちゃんと隔離します。
- 犬パルボウイルス感染症
病犬の排泄物や嘔吐物から経口感染します。
激しい血便や下痢、嘔吐が起き心筋炎になることもあります。
死亡率が高いです。
- 犬パラインフルエンザウイルス感染症
咳やくしゃみで感染します。
わんちゃんのケンネルコフの原因のひとつで肺炎を起こし衰弱死することもあります。
- レプトスピラ感染症
菌をもつわんちゃんやネズミの排泄物で汚染された水や土を口にしたり傷口に菌が入ったりして感染します。
肝不全や腎不全で死亡することもあります。
人にもうつる人獣共通感染症です。
- 犬コロナウイルス感染症
病犬の排泄物をなめるなどして感染します。
下痢や嘔吐、脱水になります。
子犬は、犬パルボウイルスと複合感染すると症状が重篤になることがあります。
まとめ
予防接種を受けると予防できる病気がたくさんあります。
人も予防接種を受けるのと同じくわんちゃんにも年に1回の混合ワクチン接種、狂犬病の予防接種をして日々のケアでは防ぐことのできない病気の予防をしてあげてください。
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