犬の特徴-体温・皮膚・歯・消化器官・肛門腺-
わんちゃんの体の特徴を知ろう!
わんちゃんたちはとても社会性が高いので一緒に生活をすることが出来ますが色んな所で構造が違います。
違いを知り理解を深めることで万が一、病気や体調不良になってしまったときの対応を焦らず出来るようになるかと思います。
目や耳、鼻、足の構造や違いについてはこちらの記事をご覧ください!
今回は体温、皮膚、歯、消化器官、肛門腺について分かりやすくお伝えします。
体温の違い
平熱は人より2度ほど高い38~39度です。
体が小さかったり年齢が低かったりする方が体温は高くなる傾向があるようです。
1日の中では朝が低く夜になると高くなると言われています。
39.5度を超えている場合は発熱しているので病院を受診した方が良いでしょう。
また、体温の測り方は肛門から2~3cmの直腸を測ります。
犬用の体温計は肛門や直腸を傷つけにくくするため先端が柔らかくなっているため人用の体温計でも代用できますが犬用の体温計を使用することをオススメします。
皮膚の違い
表皮の角質層の厚さは人の1/3ほどの薄さなので強い刺激や乾燥が苦手です。
汗腺は肉球にしかなく汗で放熱できないので体温調節が苦手です。
また肉球の汗腺が分泌されるのは体温調節ではなく興奮や緊張により分泌します。
人の皮膚のphは弱酸性ですが、わんちゃんの皮膚のphは中性~弱アルカリ性なのでシャンプーの際は人と同じものは適しません。
シャンプーの頻度も月に1~2回程度が目安でそれ以上洗うと必要な油分を落とし過ぎてしまい乾燥の原因となるので注意してください。
歯の仕組み
わんちゃんの永久歯は42本で乳歯は28本です。
人の永久歯は32本なのでわんちゃんの方が多く生えています。
生後4~7か月くらいに生え変わります。
生え変わり前は歯がむずがゆく噛みたい欲求が強くなるのでデンタルガムを噛ませてあげると噛みたい欲求とデンタルケアの習慣に繋がりやすく一石二鳥です!
歯の種類は人と同じように切歯、犬歯、臼歯がありますが、臼のような形はなく全てとがっています。
消化器官の仕組み
消化器官は哺乳類の中で最も短いと言われています。
食べてから12~24時間ほどで排泄できます。
人は24~72時間かかると言われているので、人よりかなり短いのが特徴です。
唾液に消化酵素は含まれないので、口内で食べ物の消化はされません。
なので、ほぼ噛まずに丸飲みしたとしても消化に大きな影響は与えません。
食べてからたった5秒程で食べた物が胃に届きます。
届いた食べ物は胃酸で消化されドロドロになって小腸に流れていきます。
小腸でさらに分解が進み、栄養素が吸収されます。
肛門腺とは
犬には肛門腺といって肛門の両脇に袋状の分泌腺があります。
ここから強いにおいの分泌液が出て相手の識別やマーキングに使われています。
通常、分泌液は排便の時に一緒に排泄されます。
分泌液がたまると炎症を起こしてしまう恐れがあるので、なかなか出ない場合は肛門腺を絞る必要があります。
多くのトリミングサロンでシャンプーの際に肛門腺絞りをしてもらえます。
食べて遊んで寝てと人と同じサイクルで生活していても体の構造は違うところがほとんどです。
特徴や仕組みを知ることで愛犬のケアや体調管理に役立ててくださいね!
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