犬のかかりやすい病気ガイド~皮膚~
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かかりやすい病気を知っておこう

わんちゃんに多い病気と症状を知っていますか?
愛犬の健康寿命を1日でも長くするために飼い主さんが、わんちゃんのかかりやすい病気やその症状を知っておくことが大切です。
知っておくことで治療が早く始められたり、日頃のケアで予防できることもあります。
今回は「皮膚に関する病気」をご紹介します。
皮膚のかかりやすい病気の治療と予防策

室内でわんちゃんを飼っている方はにおいや汚れが気になり洗いすぎているケースがあります。
洗いすぎは皮膚バリアである皮脂を取りすぎて免疫が落ちてしまいます。
毛質や皮膚の状態にあったお手入れを心掛けるようにしてみてください。
- 膿皮症(のうひしょう)
皮膚のバリアである脂成分が減少すると常在するブドウ球菌が感染して起こります。
皮膚が赤くなって化膿し、かゆみを伴い脱毛します。
慢性化した皮膚は色素沈着で黒くなってしまいます。
口の周りや顔、足のつけ根、内股、指の間がよく発症する部位ですが全身のどこでも起きる可能性があります。
【 治療と予防策 】
⇒ シャンプーは月に1~2回で洗いすぎないようにする
⇒ ビタミンEや必須脂肪酸などを含むフードで予防する
⇒ 通気性の良い服やエリザベスカラーを使用し掻いたり擦ったりするのを予防する
⇒ 動物病院を受診し原因菌に効果のある抗生物質を処方してもらう
- アレルギー性皮膚炎
食べ物が原因の食物アレルギーは1歳未満で発症します。
目や口、背中、肛門、足先などが皮膚炎になり年中かゆみが出るのが特徴です。
ホコリ、ダニ、花粉、カビなどがアレルゲンの場合はアトピー性皮膚炎と言い、耳や目の周り、四肢、胸、腹、脇などのかゆみが症状としてあらわれます。
かゆみから掻きむしってしまうと悪化してしまいます。
【 治療と予防策 】
⇒ アレルギー検査で原因が分かればアレルゲン除去食を食べさせる
⇒ かゆみはステロイド剤や免疫抑制剤などを処方してもらいコントロールする
⇒ シャンプー時は薬用シャンプーで皮膚を清潔に保つ
⇒ ビタミンEや必須脂肪酸などを含むフードで予防する
外部寄生虫性皮膚炎

お散歩やお出掛け時に外部の寄生虫により皮膚炎を起こします。
特に草むらや山林でかかることが多いです。
- ノミ
ノミはわんちゃんの血を吸い不快感を与え瓜実条虫を媒介します。
ノミアレルギー性皮膚炎になると激しいかゆみで皮膚を掻きむしってしまいます。
【 治療と予防策 】
⇒ ステロイドや抗生物質を処方してもらう
⇒ スポットタイプの忌避剤や駆虫薬で予防する
- マダニ
山林、河原、公園などの草むらに潜み、わんちゃんの皮膚に寄生し吸血します。
貧血を起こすだけではなくバベシア症、ライム病、Q熱、SFTS(重症熱性血小板症候群)など人の生命に関わる病気を媒介します。
【 治療と予防策 】
⇒ 忌避剤や駆虫薬で予防する
⇒ 自然の多いところは服を着せて露出を少なくする
- 蚊
夏場の散歩など外出時に鼻先、耳、肛門まわりなどの毛が薄い部位が刺されやすいです。
かゆみで掻いたり擦ったりし、毛が抜けて腫れます。
【 治療と予防策 】
⇒ 蚊取線香、虫除けスプレーなどで予防する
⇒ 服を着せて露出を少なくする
- 毛包虫症(ニキビダニ)
体長0.2~0.4mmのダニで健康なわんちゃんにも少数存在し免疫力が低下したときなどに増え発症します。
眼、口の周り、足先などの毛が抜けフケが出て脂っぽくなります。
重症化すると象の皮膚のように黒く分厚くなります。
【 治療と予防策 】
⇒ 動物病院を受診し免疫力が低下した原因治療をする
⇒ 駆虫薬を処方してもらう
まとめ

わんちゃんたちは被毛があるため皮膚の病気は気付きにくいことが多いです。
体を掻きむしったり擦ったり様子がおかしいときは早めに動物病院を受診してください。
また、目に見えないダニなどが多い山林や草むらに行く時は事前に予防薬を使用したり露出を少なくするよう服を着せて予防するなど出来ることをしてあげて愛犬の皮膚の健康を保ちましょう。
皮膚のほかに目のかかりやすい病気についてはこちら
口や耳のかかりやすい病気についてはこちらの記事をご覧ください。
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